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「2つやってる人」が、昔からたまらなく好きで
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「2つやってる人」が、昔からたまらなく好きで

小さい頃に憧れた人っています? ぼくは、最初が星新一さんなんです。

SF、というかショートショート。400文字とか、1000文字あるかないかくらいで、パッと一瞬でその世界に入って、すぐ帰ってこられる。あれが、ぼくが初めてちゃんと読んだ「小説っぽいもの」でした。学校の図書館にあった児童書版の『気まぐれロボット』とか。小3くらいかな。結構好きだったんですよね。

で、当時めちゃくちゃ謎だったことがあって。文庫本の最後に、著者のプロフィールが載ってるじゃないですか。この面白い本を書いてる人、どんな人だろうと思って見たら、「医者」って書いてあった気がするんです。

医者で、これ書くの?(今さら調べたら、医者ではなく・・・記憶違い、恐ろしや)

「なりたい」じゃなくて、「こんな人がいるんだ」

憧れた、とは言ったんですけど。そもそもぼく、あんまり人に憧れないタイプなんですよね。すごいな、尊敬するな、とは思う。でも「あの人になりたい」みたいな感情には、あんまりならない。

星新一さんも、「なりたい」というより、「こういうことができる人がいるんだ」のほうでした。ぼくにとっては、かけ離れた2つの職業を、ひとりでやってる。いや、本人にとってはかけ離れてないのかもしれないけど。「2つやってる」というよりは、「こんなこともあんなこともできるんだ」っていう。あれが、最初に「うわ、これすげー」と思った記憶なんですよね。

なんでそこに惹かれるのかは、鶏卵かもしれません。小学校の最初のころって、文武両道みたいな、「勉強もスポーツもできるとすごい」「音楽もできたらもっとすごい」みたいな空気、結構あるじゃないですか。だからか、1個の特化よりも、「これもできるのに、これもできるんだ」のほうが、ぼくはずっと好きで。

ちなみにぼくは、勉強は好きでもともとできて、スポーツも好きでもともとできて。音楽はその2つよりは苦手なんですけど、年中さんからピアノをやってたので、人よりはできて、くらい。すり込まれたのか、最初に褒められた経験がそうさせたのか。誰かに深掘られないと思い出せないところですけど。

思い返すと、ぜんぶ「二刀流」だった

星新一さんがきっかけで、小説はそこからも好きで読んでました。中心はやっぱりショートショートとか、短めのもの。ハリーポッターは意外と通らなくて、代わりにセットで好きだったのが『ダレンシャン』。10何巻、20巻くらい出てて、完結する前に読むのやめちゃったんですけど。小4、5、6あたりの、好きな少年時代でしたね。

で、いろんな人の小説を読むうちに思うのが——大人になった今聞くと当たり前かもしれないけど——兼業作家から始めて、そこから独立する、みたいな二刀流の人が、結構いらっしゃるんですよね。

東野圭吾さんとか。中高大くらいでめっちゃ読んでたんですけど、あの人も工学部卒で、エンジニアをやりながら最初は書いてた。最近だと朝井リョウさんも、学生でデビューして、その後は映画系の会社に数年勤めながら小説を書いてたり。そういうのが、昔からめっちゃ好きなんですよね。単純に小説好きと掛け合わさってるだけかもしれないけど。

小説以外でも。子供ながらに見てた厚切りジェイソンさんとか。お笑い芸人をやりながら——というか順番は逆だと思うんですけど——企業の経営をしながらお笑いもやる。こういう、意味のわからない二刀流が、ぼくは本当に好きなんですよ。2個3個やってるとか、これをやってきたのに今度はこっちに挑戦するんだ、とか。二刀流じゃなくても、大幅な転向みたいなものも好きですね。

だから、いつまでも新しいことをやりたくなる

そうか、と喋りながら気づいたんですけど。

ぼくも、二刀流みたいなことをどうしてもやりたくなっちゃうし、いつまで経っても新しいことに取り組みたくなる。それは、こういう人たちに影響されてきたからなのか。それとも、もともとそういうのが好きな性格だから、惹かれてきただけなのか。どっちが先かは、正直わからないんですけど。

新しいことにバンバン取り組む。意味のわからない範囲で「これもできる、あれもできる」をやる。そういうのが、人一倍気になるし、好きなんだと思います。まあ、そういう人ですかね、ぼくは。


そんな2回目でした。今回も、最初の質問だけ決めて、つらつら喋った回。しかも雨の中で録ってみたので、ちゃんと音が入ってるかは、ぼくもこれから楽しみに聞いてみます。

この番組は、ドライブのとなりとか、散歩の隣とか、その距離で、一問一答みたいに聞いてもらえたらと思っています。もし「また聞いてやってもいいぞ」と思ってもらえたら、フォローや、SpotifyやApple Podcastの星5レビューもしてもらえると、めっちゃ嬉しいです。

感想やお題も、いつかお便りフォームを用意するので、その時はぜひ。ではでは、また。

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